ゆる〜りさんの近畿の高校野球観戦記

大阪桐蔭と報徳学園を中心に観戦。ときどき観戦後グルメ情報

やはり星稜は強そうだ!

皆さんこんにちは!

今日は3日目の甲子園練習を見てきました!

気になったチーム、選手を上げたいと思います。

 まずは東邦高校。シート打撃で良い当たりを飛ばしてたのは、熊田君。左打席からレフトへセンターへライナーでヒットを打ってましたね。スイングがシャープでミートが上手く初戦が楽しみです。主軸の石川君は3打席とも詰まってポップフライが多く調子がまだ上がってない印象でした。投手としての石川君はシート打撃で最後に登板。近くにスピードガンを持っている方に聞くと、ストレート132キロ、スライダー115キロでした。神宮大会の時と同じようにあまり球は走ってない印象でした。初戦までにさらに調子を上げてくるかな?

 星稜高校は2番目に登場しました。

投手へのノックから入り、内外野ノック、シート打撃と30分を効率良く練習してました。

まずノックで感じたのは、野手の送球の正確さ。内外野共に送球のコントロールが良く、スピードもありレベルが高いです。

特にショートの内山君の動きが良いですね。

次にシート打撃ですが、知田君と岡田君が当たってました。知田君がレフト線へ二塁打、センターへライナーでヒットと振りが鋭かったです。岡田君は1塁線破るヒット、ライトフェンス直撃の2塁打、ライト前ヒットと鋭い当たりを連発してました。有松君もセンターオーバーの2塁打、東海林君も左中間へ大きな当たりの2塁打と各打者ミートが上手く鋭いスイングをしてましたね。初戦の履正社の左腕清水君との対戦が楽しみです。

投手陣は最後にマウンドで投球練習。奥川君は左打者のアウトローに141キロのストレート、126キロのフォーク、120キロのスライダーを投げてましたが、全てにキレが素晴らしく、しっかり低めにコントロールもされており、履正社打線も相当苦戦するのではないでしょうか。

奥川君は神宮大会の時もそうでしたが、回を追うごとに調子上げてくるので、履正社としては奥川君の立ち上がりを攻めたたて先制攻撃できるかにかかってると思います。

さすが優勝候補の甲子園練習でした。

 

 啓新高校の投手陣に目が止まりました。エース安積君は184㎝の長身から投げ下ろすストレートに威力がありコントロールも良く好投手ですね。抑えの浦松君も右横手から投げるストレートにスピードとキレがあり、スライダーとの緩急に打者は翻弄されると思います。

 

 優勝候補の一角の横浜高校は、ノック後、満塁のランナーを置いての打撃練習をしてました。注目の内海君はいきなりライトスタンドへホームランを放り込んでました。目を引いたのはセンターの小泉君。守備では強肩でコントロールが良く、バックホームへ素晴らしい送球をしてました。打撃練習では、右中間を破る3塁打、レフト線破る二塁打と右へ左へ鋭い打球を飛ばしてました。

 投手陣はエースの左腕及川君が練習の最後にマウンドに上がりました。キレの良いストレートとスライダーも低めにコントロールされており、一冬越して安定感が増してるように感じました。2年生コンビの右腕木下君と左腕松本君が良い球を放ってましたね。木下君は185㎝から威力のあるストレートが良く、松本君も188㎝から放たれるクロスファイヤーが素晴らしく、2人とも良い素材なので順調に育てば来年のドラフト候補に上がってるかもですね。

 

 神宮大会で観て良いチームやなあと印象に残った九州王者の筑陽学園。打撃練習では、福岡君と中村君が目立ってました。福岡君は左打席からライト線へ2塁打、ライトオーバーの3塁打と鋭い当たりを飛ばしてましたね。中村君は大型ショートで守備も良く、レフトスタンドに打った瞬間わかるホームランをかっ飛ばしました。

この2人は注目ですね!

 投手陣では、エース西君がキレの良いストレートと特にスライダーが良かったですね。秋に活躍した西館君にも期待したいです。長身から投げ下ろす140キロ超えるストレートが一冬越してどうなってるか楽しみですね。

他の打者陣もミートが上手く鋭い打球を飛ばしおり、投手力、打線もレベルが高くベスト8以上に上がってくるのではないでしょうか。

 

 最後の登場は盛岡大付でした。目を引いたのは小野寺君と峰君です。小野寺君は左打席から一打席目に打った瞬間わかるライトスタンドへホームラン。良いスイングをしてますね!峰君は振りが鋭くライト前ヒットなど良い当たりを飛ばしてました。他の打者も振りが鋭くなかなか良い打線やなあという印象です。エースの阿部君が試合を作れば良いとこまで勝ち上がってくるかもです。

 

 さあ選抜が開幕する土曜日が大変楽しみですね!

今年は本当に混戦でどこが優勝するか予想が難しいですね。私の推しは明石商です。エース中森君は来年のドラ1候補で最速145キロのストレートに鋭いスライダー、チェンジアップを交えピッチングも上手いです。2番手の宮口君が今大会で全国に名を馳せるのではと期待してます。右のスリークオーターから140キロのストレートと同じ軌道からのスライダーは右打者が対応するのは困難です。左打者へはアウトローにチェンジアップがありこれまた攻略が難しいです。このWエースが連戦になる甲子園では有利になるでしょう。

 守備陣も粘り強く、守備力は高いですね。打撃陣はプロ注目の打者はいませんが、1番の来田君を筆頭に一人一人の打者が粘り強く、線で相手投手を攻略して得点を取る大人の野球をしてきます。ぜひ注目を!