大量得点の次戦は苦戦すると言うが、、、

 皆さんこんにちは。

 9/24 明石トーカロ球場で報徳学園対川西緑台の試合を観戦しました。

 報徳学園は、前の試合では21-0と大量得点でのコールド勝ちでしたが、点を取りすぎると次戦は苦戦することが多いですが、果たして今日はどうか？

 川西緑台も神戸弘陵を倒してきたチームです。

 明石球場は両翼100mと広く、さらに左中間と右中間はもっと深いです。

 川西緑台の4番の石井君は、2ヶ月前の夏の兵庫県大会の育英戦でこの広い明石球場の左中間のスタンドにホームランをかっ飛ばしてます。

 あそこへのホームランは、見たことがないです。

 石井君の打席、注目ですね。

 そして 運良く近くにはスカウトさんがいて、スピードガンを覗き見しながらの観戦です。

 さあ報徳学園、先攻で試合開始。

 1回表、川西緑台の先発投手の村上君にあっさり三者凡退。

 報徳学園の先発投手は夏の甲子園でも活躍した左腕のエース林君。

 スピードガンではMAX135キロのストレートとキレのあるスライダーで3イニング連続で三者凡退に打ち取ります。

 注目の石井君も三振に仕留めます。

 ナイスピッチング！さすが報徳のエース！

 関係者曰く、林君はゆったりとしたフォームでベース上でビュッと来るから、打者は差し込まれたり、フライアウトが多くなると。ピッチャーらしい良いフォームだと褒められてましたね。

 さあ報徳学園、点取りましょう！

 2回表、2死から四球と中井君のセンターへのツーベースで2.3塁のチャンスを作るが黒田君セカンドフライで得点ならず。

 3回表、先頭の林君がライト線破るスリーベース！ 次打者赤崎君の時にカウント2B1Sでスクイズ！ バッテリーに読まれ外されて3塁ランナーアウト。

 アッチャー❗️

 4回表はクリーンナップが三者凡退に抑えられる。

 押してるけど、点が入らない嫌な展開です。

 川西緑台の村上投手は、球速はそこまで速くないが、ベース上の球威があるので、報徳の打者の多くは詰まったり、フライアウトが多いです。 秋の大会では珍しくインコースもガンガンついてくるし、スライダーとの緩急にやられてますね。

 こういう空気になると、相手ペースになる事多いですが、どうなるか？

 4回裏、川西緑台の攻撃。

 先頭打者、四球。

 あー、嫌な展開、

 送って1死2塁のピンチ。

 ここで林君ギアを上げて、三振と1塁ファウルフライに仕留める。 

 林君さすがやー！！

 5回表、さあ報徳の攻撃

 6番岩本君のライト線破るスリーベース、7番中井君のレフト前タイムリーヒットで先制❗️

 よっしゃー！

 5回裏、川西緑台の攻撃

 先頭打者、センター前ヒット。

 次打者の送りバントの小フライをピッチャーとサードがお見合いしてしまい、ノーアウト1.2塁のピンチ。

 しかし、次打者を上手く攻めて送りバント失敗させて三振、後続も連続三振に仕留める。

 うおっしゃー！ナイスピッチング❗️

 林君は、右打者のインコースに投げるクロスファイヤーとストライクからボールになるスライダーが素晴らしかったです。

 やはり、ここぞの場面でギアを上げて投げられるのは好投手の条件ですね。

 6回表報徳の攻撃。

 さあ打順は2番から。追加点取るぞ！

 先頭打者の大崎君3塁強襲ヒット、続く西井君ピッチャー強襲ヒット、4番浦上君が送って、1死2.3塁のチャンス。

 ここで5番櫻井君がレフト前タイムリーヒット、続く岩本君が初球をスクイズ成功。さらに、黒田君がレフト線破るタイムリーツーベース！でこの回3点追加。

 うおっしゃー‼️

  これで、勝利近づいたかな？

 いやいや、油断したらやられる！

 さあ次の回三者凡退で締めていこう！

 6回裏、川西緑台の攻撃

 先頭ライト前ヒット、送りバント成功、死球で1死1.2塁のピンチ。

 ここで注目の4番石井君。

 林君の力のある高めのストレートをレフト前に弾き返す！ タイムリーヒットかと思いきや、深く守ってたレフト中井君が強肩からキャッチャーにワンバウンドでどストライク返球。

 タッチアウト❗️

 これは大きなプレーや！

 相手に流れを渡さない報徳の守りの強さが出たね。

 後続も打ち取り6回も0に抑える。

 林君、7.8.9回は危なげなく抑えて5安打9奪三振の完封❗️

 ナイスピッチング‼️

 今日は、やはり打線が苦労するだろうと予想されてた中、報徳学園らしく投手が踏ん張り、固い守備で勝ちをもぎ取るゲームでした。

 守備ではショート大崎君が安定感がある守備が光ってましたし、レフト中井君のバックホームは今日の守備MVPでした。

 次戦は東播磨高校です。

 一方、川西緑台ですが、注目の4番石井君は1安打に終わりましたが、最後の打席では、あわやホームランという大きなセンターフライを打ってました。

 投手の村上君は、四球2つとコントロールが良く、粘り強く抑えてました。

 来年夏には、さらに強くなって兵庫県で旋風を起こす可能性を秘めたチームでした。

報徳学園      R  H   E

 000013000  4  11  0

 000000000  0   5   0

川西緑台